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北海道でカニが穫れる有名地域まとめ!種類や旬の時期とは?

  • 2024年11月4日

北海道の海産物の中でも、とりわけ人気が高いのがカニです。
冷たい海で育つ北海道のカニは、身が締まり、濃厚な甘みと風味が楽しめます。
本記事では、北海道のカニの種類や地域ごとの特性、旬の時期、そして現地での楽しみ方や通販での味わい方について詳しく解説します。

北海道で獲れるカニの種類と特徴

北海道で主に水揚げされるカニには、毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニ、花咲ガニの4種類があります。それぞれ特徴や味わいが異なり、以下のような特性を持っています。

  • 毛ガニ
    • 特徴:小ぶりながらも濃厚なカニ味噌が特徴で、日本各地で愛されるカニです。
    • 身質:繊細で甘みがあり、口当たりが良い。
    • 産地:オホーツク海沿岸、特に網走や紋別などでの水揚げが多い。
    • 食べ方:茹でてそのまま味わうほか、味噌を使った甲羅焼きなどもおすすめ。
    • 旬:通年で楽しめますが、特に流氷明けの春から初夏にかけて美味しいとされています。
  • タラバガニ
    • 特徴:カニの中では最大級のサイズで、存在感がある外見と食べ応えのある肉厚な脚が人気です。
    • 身質:弾力があり、噛むほどに旨みが広がる。
    • 産地:稚内や利尻島、礼文島でよく見られる。
    • 食べ方:茹でや焼きでシンプルに食べるのが主流。また、豪華な鍋料理やカニステーキにも最適。
    • 旬:4月~6月、11月~2月とされ、冬にかけての味わいが絶品です。
  • ズワイガニ
    • 特徴:「カニの王様」と呼ばれるほど人気があり、甘みとしっかりした食感が特徴。
    • 身質:細身ながら柔らかく、特に脚の部分に上質な身が詰まっています。
    • 産地:道南の函館エリアで水揚げされ、冬の味覚として親しまれています。
    • 食べ方:茹でやカニすき鍋が定番。また、刺身でいただくと濃厚な甘みを堪能できます。
    • 旬:11月~3月が旬とされ、冬の寒さで旨みが増します。
  • 花咲ガニ
    • 特徴:根室近海でしか獲れない希少なカニで、殻が厚く、濃厚な風味が特徴的です。
    • 身質:弾力があり、噛むほどにコクが広がる肉質。
    • 産地:根室が主な産地で、「幻のカニ」とも称されます。
    • 食べ方:茹でてそのまま味わうか、鉄砲汁として独特の旨みを堪能するのが人気。
    • 旬:7月~9月が旬で、夏の風物詩として親しまれています。

北海道のカニ産地と地域ごとの特性

北海道内でカニが水揚げされる地域は多岐にわたり、地域ごとに特有のカニが楽しめます。

  • オホーツク海エリア(網走・紋別)
    • 特徴:流氷が押し寄せる寒冷な環境で育つ毛ガニやタラバガニが有名。
    • 毛ガニは春から初夏にかけて最も美味しくなり、「オホーツク流氷毛ガニ」としても知られています。
    • 紋別では毎年「カニまつり」が開催され、観光客が多数訪れます。
  • 根室エリア
    • 特徴:希少な花咲ガニの一大産地。根室周辺の冷たい海で育つため、カニ特有の旨みが強く、弾力のある身が特徴です。
    • 7~9月の漁期には地元の市場や観光施設で新鮮な花咲ガニが提供され、鉄砲汁などのご当地料理も楽しめます。
  • 稚内・利尻島・礼文島エリア
    • 特徴:日本最北端のエリアで、主にタラバガニが多く水揚げされます。
    • 冬季に獲れる稚内産のタラバガニは、寒さで引き締まった甘みのある身が特徴です。観光地としても人気があり、冬場には特に多くの観光客が訪れます。
  • 函館エリア
    • 特徴:道南に位置し、ズワイガニの産地として知られています。
    • 冬場にかけて獲れるズワイガニは特に甘みがあり、観光名所の「函館朝市」などで手軽に楽しむことができます。

カニの種類別 旬の時期

カニの旬の時期は、種類や地域によって異なります。北海道でカニを味わいたい方は、旬の時期に合わせて旅行や注文を計画すると、最も美味しいカニを堪能できます。

カニの種類 主な旬の時期 備考
毛ガニ 通年(特に春~夏) 流氷明けの春が美味
タラバガニ 4~6月、11~2月 冬場が特に甘い
ズワイガニ 11月~3月 冬の寒さで甘み増す
花咲ガニ 7月~9月 夏の風物詩

現地で楽しむカニまつりや市場

北海道各地ではカニまつりが開催され、地元の新鮮なカニ料理を味わえるほか、観光客も一緒に楽しめるイベントが多くあります。

  • 紋別のカニまつり
    毎年9月頃に開催され、カニの特売や地元産のカニ料理が楽しめます。カニまきや鮮度抜群の毛ガニが目玉です。
  • 稚内カニまつり
    タラバガニをはじめとする地元のカニを堪能できる祭りです。冬に開催されるため、寒さが増す分、カニの甘みが引き立ちます。
  • 根室の花咲ガニ祭り
    花咲ガニを使用した鉄砲汁や焼きカニなどが堪能できるイベントで、地元の文化や風味豊かな味わいを楽しめます。

市場で楽しむ

札幌の「二条市場」や函館の「朝市」など、観光地としても有名な市場では、新鮮なカニをその場で味わえます。購入したカニをその場で茹でてもらったり、刺身で提供してもらうこともでき、カニ好きにはたまらないスポットです。

お取り寄せ・通販で北海道のカニを楽しむ方法

地元のカニ専門店やオンライン通販を利用すれば、旬の北海道産カニを全国どこでも味わうことができます。通販では茹でたもの、生冷凍したものなど、好みに合わせて選べるため、さまざまな料理に対応できます。

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おすすめの注文方法

  • 毛ガニ・ズワイガニ:茹で済みや冷凍の状態で購入すると調理の手間が少なく、解凍するだけで濃厚な味噌と甘みを堪能できます。
  • タラバガニ・花咲ガニ:生冷凍状態で届くものは、蒸しや焼きで風味を逃さず楽しめます。特に脚の部分を豪快に焼いて食べると絶品です。

まとめ

北海道はカニの宝庫であり、各地で獲れる種類や時期ごとの旬が異なるため、訪れる時期によって楽しみ方も変わります。カニまつりや市場での食べ歩き、通販での味わい方など、多様な楽しみ方があるため、ぜひ北海道のカニの魅力を存分に堪能してください。